CD等の音楽をmp3に変換してiPodなどで利用するのはもはや当たり前な時代になりましたが、
CDや曲によって音量が大きかったり小さかったりすることが多々あります。
その度にプレイヤー側の音量を変えてもいいのですが、それもめんどくさい。
ということでmp3の音量を均一で変更してくれるツールが「mp3gain」です。
詳細は以下へどうぞ。
mp3gain
http://mp3gain.sourceforge.net/download.php
上記リンクからダウンロードしましょう。
2012/05/20現在、最新版はVersion 1.2.5です。
Windows7では通常インストーラーを実行すると「必要なファイルが足りません」と出てしまうので、
mp3gain-win-full-1_2_5.exeをダウンロードしましょう。
インストール自体はNextをそのままポチポチ押していけば大丈夫です。
さて、先ずはmp3の音量解析を行います。
「Add File(s)」からmp3ファイルを選択しましょう。 (複数選択可です)
続いて「Track Analysis」をクリック。
選択されたmp3ファイルの音量ボリュームを解析します。
そうして表示されるのが、
「Volume」が現在の音量、
「Track Gain」が指定している音量とどれだけ差があるか、です。
→この写真だと、Volume 89(dB、デシベル)を指定していますが、
一曲目のVolumeは96.3なので7.5dB違いますよー、ということですね。
あとは自分の好きな音量を「Target "Normal" Volume」に入力して、
「Track Gain」をクリック。
そのまま自動的に音量の調整が実行されます。
音量の目安ですが、
実際に「音量が小さい(大きい)と思っているファイル」と、「ちょうどいい音量のファイル」を
ふたつ選択して解析してみて、
ちょうどいい音量のファイルのVolumeにあわせる形で値を選んであげるといいかと思います。
ただ、Volume値上まったく同じであれば同じ音量で聞こえるようになるかといえばそうでもなく、
あくまで値を参考に、自分が感じて大きいのか小さいのかをみてあげた方がいいかなと思いますね。
また、iTunesなどでファイルを再生中に音量変更を実行するとエラーになってしまうので注意してください。