スパイウェアとコンピュータウィルスはまた少し異なるもので、ウィルス対策は完全であるにもかかわらずスパイウェアはPC内にこっそり入っていて、ユーザに気付かれないレベルで悪さをしていたりします。
何故自分から入れた記憶のないスパイウェアが入っているかというと、フリーソフトのインストール時にこっそりスパイウェアが含まれていたりする場合もあるからです。 その他の理由も色々あるのですが…。
自分からインストールした場合、そのソフトウェアの利用規約なんかにも一応こっそりと記載されていたりして、ユーザは気付かないにせよ同意の上インストールしている、といったものもあるのです。
実際ユーザに気付かないレベルでの動作とはいえ、場合によってはキーロガー(入力した文書やパスワードの内容をこっそり盗み見たり)や、個人情報を外部にこっそり送ったりしてるものもあったりするのでやっぱりスパイウェアは不必要であれば駆除してしまいたいものです。
ということで、そのスパイウェアを検出し、駆除してくれるフリーのソフトがあります。 それが「Spybot S&D」です。
名前がややこしいですが、これはスパイウェアではなく駆除ツールです。 S&Dは、 Search & Destroy の略ですね。
Spybot S&D
Spybot - Search & Destroy from Safer-Networking Ltd.
上記ページのリンクから、Download出来ます。
インストール中には色々メッセージが出てきますが、とりあえずはそのまま「次へ」を押していきましょう。
一緒に「レジストリの完全なバックアップを作成」というウィンドウも出てきますが、
これも一応実行しておきましょう。
完了したら、『スキャン開始』をクリックします。 そうすると英語のちっさいメッセージが出てきますが、気にせず「Yes」をクリック。
さて、そうするとスキャンが始まります。 下の緑色のバーが現在の進捗状況です。 初回のチェックは、結構時間がかかるかもしれません。 気長に待ちましょう。
スキャン完了したら、結果が表示されます。 私の場合は、大丈夫! 何も検出されませんでした。
(まったく検出されないのも紹介にならないので困りどころですがw)
一応、以前に他のPCで試した際はどのようなスパイウェアが入っているかの一覧が表示されて、そのまま「問題箇所を修正/削除」をクリックするとSpybot自体が駆除してくれました。
思わぬところでスパイウェアがインストールされている場合もあるので、「自分は大丈夫」と思わずにインストールしてスキャンしてみることをオススメしますよ。