はい、こんにちわ。 みなさんEvernote使ってますか。 僕もほぼ毎日のように使ってますが、以前ほどヘビーユーザーではなくなった気がしてます。
というのも、ToDo管理はTodoistに、データファイルの保存をOneDriveにするようになってから、僕の中でのEvernoteの位置付けがライフログやメモを保存するストレージに変化して、重要度が下がったという事があるからです。
そんな中、2015年の4月末からEvernoteのプランが増え、料金体系が変わりました。 中間のプランともいうべき「プラスプラン」が増えたことで、Evernoteの使い方もユーザの利用用途次第で選択の幅が広がった格好です。
僕としても10月で仕事を辞めてフリーになってからは、固定費を減らすべく検討を開始しているところだったので、Evernoteのプランについても自分にあったプランに変更を検討したいと思っているところです。
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というわけで、新しい3プランを比較してみました。 どんなユーザにはどんなプランが向いているのかも、検討してみましたよ。
Evernoteの現在のプラン
2015年4月末で、Evernoteは下記の3つのプランとなりました。
- ベーシック
- プラス ←New!!
- プレミアム
ベーシックがいわゆる無料プランで、プラスとプレミアムが利用料金を支払うプランになっています。 無料プランで十分なのか、それとも有料プランの方が好ましいのか、検討する必要がありますね。
3プランの比較
ということで3プランを横断して比較した図がこちら。 ○が付いている機能が、そのプランで利用可能な機能です。
項目 | ベーシック | プラス | プレミアム |
---|---|---|---|
利用料(年額) | ¥0 | ¥2,000 | ¥4,000 |
月間アップロード容量 | 60MB | 1GB | 10GB |
Webクリップ | ○ | ○ | ○ |
Evernote共有 | ○ | ○ | ○ |
データのクラウド同期 | ○ | ○ | ○ |
ノートをオフラインで使用 | ○ | ○ | |
モバイル版アプリのPINロック機能 | ○ | ○ | |
メール経由でノートを保存 | ○ | ○ | |
Office文書や各種ファイルの中まで検索 | ○ | ||
ノートをプレゼン資料に即変換 | ○ | ||
添付のPDFファイルに注釈を追加 | ○ | ||
名刺をスキャンしてデジタル化 | ○ | ||
ノート履歴にアクセス | ○ | ||
自分のノートに関連深いコンテンツを表示 | ○ |
結論
初めに結論から述べてしまうと、3つのプランに向いているユーザはざっくり下記の通り。
- ベーシック:メモ程度の記録が取れれば良いというライトユーザ向け
- プラス: メール機能を活用してライフログやファイル保存をしたいユーザ向け
- プレミアム:ビジネスでも活用する個人ユーザ向け
詳しく見てみると、この3プラン、結構明確に用途によって向いているプランが分かれていることがわかります。 ということで続きをどうぞ。
ベーシックプランの特徴
ベーシックプランで使える機能は下記の通り。
- 月間アップロード容量は60MBまで
- 気になるWebページをクリップ保存
- Evernoteで共有&コミュニケーション
- スマホとパソコンにデータを同期
ファイルの添付は可能ですが、ファイルサイズの合計は1ノートあたり25MBに制限されています。 とはいえそもそも月間アップロード容量が60MB上限なので、あまり大きくファイルを保存していくという方法はこのプランでは取れないです。
Evernoteの醍醐味である、Webクリップ機能やクラウド同期による色んなデバイスからの参照についてはベーシックプランで十分可能です。
あまりファイルを沢山同期する必要がなく、あくまでメモ程度の情報を管理したいということであればベーシックプランで問題ないでしょう。
プラスプランの特徴
プラスプラン | 価格 |
---|---|
月額 | ¥240 |
年額一括 | ¥2,000 |
年額一括の場合の 実質月額 | ¥167 |
プラスプランで追加される機能は下記の通り。
- 月間アップロード容量が1GBに増える
- ノートをオフラインで私用
- モバイル版アプリにロックを追加 (セキュリティ向上)
- メールをEvernoteに保存
まず、月間60MBまでだったアップロード容量が1GBに大幅に増えることで、保存できるファイルの幅が広がります。 動画は厳しいけど、数十MBのぐらいファイルであれば、結構沢山アップロードできるようになるので使い道の幅が広がります。
重要なのはメール機能
あまり公式ページのプラン比較では重要視されてないように見えるのだけど、ベーシックとプラスを比較する際で一番重要なのはメール機能ではないかと。
ベーシックの場合、メール機能が使えません。 (試用版として、5通まで限定で受信できる)
Evernoteのメール機能はとても便利で、IFTTTを経由しなくても別のWebサービスからのファイルや情報、ログなどをEvernoteに保存することができるようになるからです。
例えばログファイルをメールで送る機能のあるWebサービスなどの受け先をEvernoteのメールアドレスにすることで、自動的にログ保存をするような仕組みを作ることが出来たりします。
逆に言うと、メール機能が使えないということはログを保存する手段が限定されるということになります。 上記のような使い方は出来ませんね。
なので、メール機能が必要か不要かが、ベーシックとプラスを選ぶひとつの基準になります。 ベーシックだと容量的に物足りなかったり、自動連携でライフログを保存したいというのであれば、プラスプランを選択するのが望ましいのではないかと。
プレミアムプランの特徴
プレミアムプラン | 価格 |
---|---|
月額 | ¥450 |
年額一括 | ¥4,000 |
年額一括の場合の 実質月額 | ¥333 |
さて、プレミアムプランでしか使えない機能は下記の通り。
- 月間アップロード容量が10GBに増える
- Office文書や各種ファイルの仲間で検索
- ノートをプレゼン資料に即変換
- 添付のPDFファイルに注釈を追加
- 名刺をスキャンしてデジタル化
- ノート履歴にアクセス
- 自分のノートに関連深いコンテンツを表示
これらを見てもらうとわかるように、ほぼビジネス用途の色が強いです。 名刺スキャン機能やプレゼン資料の形式に変換する機能などは、まさしくEvernoteをビジネス用途でも利用するユーザ向けの追加機能です。
Evernote Businessという別のプランもあるのだけど、こちらはどちらかというとEvernoteを企業やグループで集団で使うための法人向けプランという位置付けなので、プレミアムとはまたちょっと傾向が違います。
ということは、ビジネスユースとして使うけども、企業としてではなく個人として使うユーザ向けという判断でよろしいかと。 既にEvernoteを活用していて、今後もビジネスに大いに役立てるという人であれば、プレミアムのまま継続しても良いと思います。
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まとめ
というわけで、先ほどの結論を再掲しておきます。
- ベーシック:メモ程度の記録が取れれば良いというライトユーザ向け
- プラス: メール機能を活用してライフログやファイル保存をしたいユーザ向け
- プレミアム:ビジネスでも活用する個人ユーザ向け
それぞれのプランの特色を掴んだうえで、自分に最適のプランを選びましょう。 このご時世ですし、固定費はなるべく低く抑えておくのが一番ですからね。
僕はプラン変更前のタイミングで既に、年額でプレミアムプランを更新してしまっているので、期限切れまではプレミアムプランが継続されます。
この比較検討に基づくと、ビジネスユースでは活用しないものの、メール機能がなくなるととても痛いです。 なので、期限切れを待ってプラスプランに変更しようと思います!!
それでは!