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Webサービスのアカウント情報って、みなさんどう管理してますか?

 

色んなWebサービスに登録していると、アカウントやパスワードの管理が結構大変になってきますよね。 しかもサービスによっては定期的にパスワードを変更する必要があったりするものもあるので、どんどんアカウント・パスワード管理は複雑になってきます。

どう管理するのが一番良いんでしょう? なかなか難しい問題ですが、ぼくはEvernoteでアカウント情報を統一して管理しています。

その方法についてご紹介しますね。

Evernoteはアカウント情報の管理に便利

まず、Evernoteにアカウント情報を保存する場合の利点をまとめてみました。

  • 色んなプラットフォームから情報を入力可能
  • 色んなプラットフォームから情報を確認可能
  • 情報(パスワード)の更新が簡単

 

沢山あるアカウント・パスワード情報は、必要なときに取り出せる場所に保管しておくのがベストです。

出先でサービスにログオンしたいときに、自宅に置いてあるメモにしか情報がないという状況になっては意味がありませんからね。

そう考えると、マルチプラットフォーム(スマホやPC)からアクセス可能なクラウドサービスにアカウント情報を保管しておくのがやはり便利です。

そこで一番メジャーとなるのが、Evernoteです。

 

Evernoteの場合、アカウント情報をテキストとして残す方法と、アカウントの登録画面のスクリーンショットを撮影して貼り付けておくという方法も利用できます。

スクリーンショット程度であれば、それほどデータ容量も食わないので、無料アカウントでも充分、アカウント管理が出来るはずです。

☑ スマホやPCなど色んなデバイスからアクセスできるEvernoteが便利

アカウント情報の管理方法は統一する

パスワードという機密性の高い情報なので難しいのだけど、こうした情報はひとつの方法で管理すること、管理方法を統一しておくことが重要です。

管理方法がバラバラだと、必要な情報に辿り着くのに時間がかかったり、管理が疎かになる可能性があります。

パスワード情報をどこに保存しておいたのかを忘れてしまうことが一番危惧すべき状況です。

そういった意味で、ぼくは「アカウント情報はまとめてEvernote上での管理する。」 …と、方法を統一しています。

☑ アカウント情報の管理方法はひとつに統一

1サービスにつき1ノート

さて、ぼくは1サービスのアカウント情報につき、1ノートごとに管理しています。 例としてはこのような感じ。

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複数のアカウント情報を1ノートで管理することも出来ないわけではないのですが、Evernote上で管理するうえでは「1ノートにひとつの情報が入っている」という管理単位を取る方法がなにかと便利です。

ノート単位であれば、作成日時や更新日時も自動的に記録されるので、いつごろ記録した・更新した情報なのかを確認することも簡単です。

さらにプレミアムアカウントであれば自動的に変更履歴も取れるので、もしも過去に設定していたアカウントやパスワードが必要になった場合も、取り出し可能です。

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パスワードが更新されるたびにノートを更新しておく

サービスやシステムによっては、定期的なパスワード変更を要求してくるものがありますよね。

セキュリティ上は納得せざるを得ないのだけど、色んなサービスを使っているとどうしてもパスワードの管理が大変になってきます。 そうなった場合に、情報の更新が容易なEvernoteの利点が活きてきます。

既に保存していたノートのパスワード情報を書き換えれば、以降はどのデバイスからでも最新のパスワードが確認可能です。

パスワードを変更したらすぐノートを更新して最新の状態にしておくこと。 これはアカウント管理上、重要です。

☑ パスワードを更新したらすぐ情報を更新しておこう

仕事でのパスワード管理について

ちなみにこの「パスワードが更新されたらメモを必ず更新する」という管理方法は、仕事上のパスワード管理でももちろん重要です。

ただし、さすがに仕事上のパスワードまでEvernote上に置いておくのはあまり好ましくない場合もあると思うので、テキストファイルでも良いのでPC上のローカルにまとめておくのが良いと思います。

…しかしながら、PC上に付箋でパスワードのメモを残すのはNG! 誰でもわかってしまったら、パスワードの意味がありません。

クラウド上でのアカウント管理にも注意が必要

ここまでクラウド上にアカウント情報を残しておく利点を語りましたが、当然ながらクラウド上に保存するということは漏洩するリスクもあるということを考えないといけません。 当然、管理には気を配らないといけない。

Evernote自体のパスワードが漏洩してしまったら、他Webサービスのパスワード全てが漏洩してしまうという危険性はあるわけです。 リスクがあることを承知したうえで、この管理方法を実践する必要があります。

対応策としてEvernoteのローカルノートブックに保存するということも可能ですが、それだとクラウドでアクセスできるという利点がなくなってしまいます。 悩ましいところですよね…。

 

対策1:パスワードの一部をボカす

個人的にオススメしたいのは、パスワード情報の一部分をボカして保存しておく方法です。

 

例えば「Pass6word」「Pass7word」というような形で法則性をもたせてパスワードを定期的に変更しているとします。 (数字だけ変更して、末尾のwordはいつも同じ。)

この場合、ノート上には「Pass7*」という文字列だけで残しておきます。 パスワードの一部を非表示にしてしまうという管理方法ですね。

こうすれば、どこかの第三者にこのノートを閲覧されてしまったとしても、「*」以降の部分は自分しか知り得ない部分なので、万一見られてしまったとしても大丈夫なはずです。

自分自身はこの変動する数字の部分を見れば、どのパスワードなのかが自分の中でわかるという訳です。 こういう自衛策も、方法としてあります。

…もちろん、この管理方法で自分自身が「*」の部分を忘れてしまうと目も当てられないので、要注意です。

対策2:パスワード部分に更にパスワードをかけて暗号化する方法

また、Evernoteクライアントを使っている場合、ノートの特定部分に更にパスワードをかけて保護することも可能です。 (保護した部分は、パスワードを入力しないと閲覧できない。)

Evernoteのログインパスワードとは違うパスワードを設定しておけば、漏洩の危険性は低減されます。 この手を使うというものアリですね。

Evernoteのパスワード管理発展版! 重要な部分を暗号化しておこう | Tipstour

  

こちらも当然、暗号化のパスワードを忘れてしまうとこれまた自分でも情報が取り出せなくなるというリスクもあります。

なかなかパスワード管理というものは100%安全で100%便利、というわけにはならないものですね。 本当に難しいところです。

100%はなかなか難しいですが、自分の中で管理方法をしっかり統一しておけば、格段に使いやすくなるはずです。 ご参考までに! それでは!

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