Mac本体にバックアップを取った覚えはないのだけど!
MacBookProの512GB・SSDを使っていますが、やはり徐々にストレージが圧迫されてきていたので、整理中です。
先日はiMovieのTempファイルがフォルダを圧迫していたので、そのTempファイルを削除したりしたのだけど、まだ圧迫している謎のファイルが存在しています。
Macのストレージを食い潰す「iMovieのTempファイル」を削減する方法 (2016年1月版) | Tipstour
今度僕のストレージを圧迫しているのが「バックアップ」というファイル。 はて…Mac本体にファイルのバックアップを取ったつもりは一切ないのだが、なぜこんなファイルがストレージ内に残ってしまうのだろう?
「バックアップ」とは何ぞ
どうやらこのバックアップというファイル、実際のバックアップそのものではなく、バックアップ時に作られる一時ファイル、すなわち「バックアップ時のTempファイル」というもののようです。
実際僕の自宅環境ではTime Capsuleを設置して自動的にMacBookProのバックアップを取得しているのだけど、そこにバックアップを取る際の処理として一時的にバックアップファイルを生成して送っているようですね。
…じゃあそんなTempファイル勝手に削除しろよ! って感じなんですけど、これが残っちゃうんですねー…。
ノートPCのストレージなんて無尽蔵にあるわけじゃないんだから、そういう仕様はやめていただいた方が良いのになあ。
コンソールから削除可能
とはいえTempファイル、削除する方法があるようです。
調べてみると、下記サイトの記事が詳しかったので、ちょっと使わせていただきます。 どうやらコンソールにてコマンドを入力することで、Tempファイルの一括削除が可能とのこと。
- オフにする→ sudo tmutil disablelocal
- オンにする→ sudo tmutil enablelocal
- オフオン連続で→ sudo tmutil disablelocal && sudo tmutil enablelocal
【昨日の後編】Mac... | gbsブログ
単純にバックアップのTempファイルを削除したいだけということであれば、コンソールにて「sudo tmutil disablelocal && sudo tmutil enablelocal」を実行するだけでよさそうです。
実行してみると…おお! 118GBもあったバックアップファイルが綺麗に削除されてますぞ!
Tempファイルは徐々に増え続ける
とりあえず綺麗にはなったのだけど、それでもTempファイルを削除直後から、再びストレージ内には「バックアップ」という項目が表示されています。
削除直後は70MBだったのだけど、これも時間が経つにつれて、また容量が少しずつ大きくなっていくようです。 この画像は削除から2日後の状態。 厄介だなあ…。
こうしたバックアップのTempファイル、やはり定期的に削除してやるのが一番よさそうですね。 コンソールから削除可能なのであれば、自動化もできそうです。
週1ぐらいのペースで消してやれば、わずらわしい思いをすることもなさそうです。
※当機能は現在ベータ版です。 予告なく公開終了する場合があります。
長期外出時はバックアップ機能をOFFで良いかも
バックアップ先のストレージ(Time Capsule等)に接続しないで利用する場合、たとえば長期外出、出張などをする場合にはバックアップの機能自体を無効化しておいた方が良いかもしれないです。
設定の「Time Machine」にて「切」に設定してやれば、Tempファイルを作ることもなくなります。
そのまま少し経つとそのTempファイルも自動的に削除される(らしい)ので、1ヶ月ぐらい遠出するということであればバックアップ機能自体をOFFににしておくのが効率がよさそうですね。
それでは!
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