アクセサリやコントロールパネル、プロパティなど、
スタートメニューをたどっていけばすぐたどり着くようなプログラム・ツール類ですが、
そのマウス操作すら面倒になってしまって「キーボードだけでプログラム起動まで出来たらいいのに」
と思うことが(個人的には)多々あります。
職業柄いろんな人のPCを触ることが多いからだと思うのですが、
プログラム起動のコマンドを覚えておくとサクッと動かせて能率が少しばかり向上するような気がしてます。
ということで、この辺は覚えておくと便利なのでは?というプログラム起動のコマンドをまとめました。
Windows7の場合、「Windowsキーを押してコマンドを入力してEnterを押す」という動作だけで、
プログラム起動まで出来るので便利です。
特にアクセサリ系は短い単語で起動出来るのでサクサクッと起動できていい感じです。
詳細は続きへどうぞ↓
■標準プログラム系
Internet Explorer
→iexplore
エクスプローラ
→explorer.exe
#スタートからの起動だと、候補にInternet Explorerが出てしまうので、
#→explorer.exe と入力するといいです。
Windows Mail
→wlmail
#過去のWindowsで「Outlook Express」という名称が付いていたメールソフトです。
■アクセサリ系
電卓
→calc
ペイント
→mspaint
メモ帳
→notepad
ワードパッド
→wordpad
拡大鏡
→magnify
#画面を拡大して表示するツール 細かい画面などを見る際に
スクリーンキーボード
→osk
#画面上のキーボードで文字を打ち込むためのツール
付箋
→stikynot
サウンドレコーダー
→soundrecorder
スニッピングツール
→snippingtool
#Win7から登場した、画面を画像としてキャプチャしてコピーや保存出来る標準ツールです。
■システムツール系
コマンドプロンプト
→cmd
タスクマネージャ
→taskmgr
リモートデスクトップ
→mstsc
システム情報
→msinfo32
#コンピュータの現在の各種構成(メモリ、各種ドライバ、OS etc)を一覧表示するツールです
システム構成
→msconfig
#ブートの設定やスタートアップの設定構成を変更するツールです
■コントロールパネル系
マウスのプロパティ
→main.cpl
電源オプション
→powercfg.cpl
サウンド
→mmsys.cpl
インターネットのプロパティ (インターネットオプション)
→inetcpl.cpl
日付と時刻の設定の変更
→timedate.cpl
この辺のコマンドですが、タスクマネージャの「ファイル」→「新しいタスクの実行」からでも
同じコマンドで起動が可能です。
場合によっては色んな事情で正しく操作出来ない状態にWindowsがなってしまって、
動かしたいプログラムを起動できない場合に、
(たとえば、Explorerがダウンしてしまってスタートメニューが開けないとき、などなど)
起動のコマンドを覚えているとCtrl + Alt + Deleteからのタスクマネージャ起動から
コマンド入力でプログラム起動、なんてことも可能になります。
実際、Explorerがダウンしてタスクバーがなくなった際に
タスクマネージャから「explorer」と実行してあげてタスクバーを復活させる、
なんて対処方法も可能です。
個人的に、このコマンドはよく使うような気がしますね。