YouTuberがこのまま「低年齢向け」のままだとビジネスとしては長続きしないと思う


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ちょうど最近「YouTubeで食べていく」という本を読んでました。

YouTuberになって簡単にお金が稼げる! というような話題ではなく「個人や企業のビジネスとして、動画をどう活用していくか?」という部分に主題を置いた内容だったので、これがなかなか興味深い。

筆者自身もYouTubeでIT系のガジェットや製品のレビュー動画をアップしている人だという点、あと著名なYouTuber数人のインタビューや経緯なんかも説明されているので結構面白いです。 (この本はどこかのタイミングで改めて書評は書こうかな。)

さて、広告ビジネスとして日本国内のトップYouTuberを見た場合、このまま低年齢向けのことだけをしていても長続きしないんじゃないかなぁ。

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国内のYouTuberは低年齢に特化しすぎた

いわゆるトップYouTuberといわれるような人たちの動画をざっと眺めてみたのだけど、とてもじゃないけど、大人が見ていて楽しめるような内容じゃなかったのですよね。(個人的な感想)
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ただ、それでもひとたび動画をアップロードすると数十万再生されている。 その理由は「低年齢層にウケていること」が挙げられますね。 YouTubeを利用している層は実は「低年齢層」と「高年齢層」がほぼメインなのだとか。 こうした層が、YouTubeのトップページに表示される「おすすめ動画」から、インパクトの強いYouTuberの動画を再生する。

HIKAKIN氏のようなタイプの動画は、「日本での成功事例」という意味では第一人者と考えると評価に値するという気もするのだけど、あまりにも低年齢の視聴者がメインすぎるんですよねぇ。 (実際、彼のファンのほぼ90%以上は小学生だとか)

広告ビジネスとしてはどうだろう

もちろん子供の心を掴むのはそれはそれで凄いことなのだけど、長期的な広告ビジネスとして低年齢向けに特化し続けると考えた場合どうだろう?

低年齢層向けに特化してしまっても、その層向けの広告には限界があります。 実際、YouTubeを視聴している際に流れる広告に「明らかに小学生向け」と思われるものってほとんどないじゃないですか。

 

YouTubeの広告システムで使われているGoogle Adsenseの原則として、単価が入札制のために高単価のジャンル/低単価のジャンルに明確に別れるという点があります。 基本的にエンターテイメントの方向は単価が安くなる傾向なので、今後は特定YouTuberのような低年齢層向けのエンターテイメント番組が単価上昇する芽はほとんどない、と考えていいんじゃないかなあ。

すでにその徴候もみられるけど、「低年齢しか見ないようなチャンネルに広告を掲載しても効果が薄い」という判断がされていくと、広告の単価は長期的にどんどん下げられていくんじゃないでしょうか。

2015年の年末年始で単価が下落傾向にある(しかも半減!)とか、そういう動きはどうやらあるようですね。

今後、動画ビジネスはどうなっていくか

とはいえ、Googleは今後インターネット上のトラフィックの90%以上は動画が占めることになるだろうとしていることからも、動画ビジネスとしてはまだまだ芽があるだろうと思われます。


CES Live: YouTube’s Robert Kyncl: Online Video Will Soon Be 90% Of Online Traffic

それならばYouTuberは今後どうするべきか。 ずばり「低年齢層向けのバカな動画はさっさとやめて長期間継続視聴される動画を作る」のがいいんじゃないかなと。

これはブログ記事でも同じなのだけど、一過性の話題に関する動画を投稿するよりも、継続して視聴される価値のある動画を貯めこんでいくスタイルの方が長続きするものです。 労力的な面も含めて、ですね。

そういう意味ではときどきYouTuberで話題にあがる「英会話のチャンネル」だったり「メイクアップの動画」だったりの方が、今後は長続きしていくだろうと僕は踏んでます。 こういったものは普遍なところがあるので、そうそう簡単に数ヶ月で廃れて視聴されなくなる、ということはないでしょうね。

美容系はAdsenseでも高単価になりやすいジャンルらしいし、この分野で先行的に成功している人は、今後も安定してかなりの収益をあげられるんじゃないかな?

まとめ

冒頭の本の中でもあったけど、「仕事の幅を広げてくれるということ」という部分を考えてYouTubeなどの動画というフォーマットを使っていくようにすればいいのだと思う。 具体的なアイデアはあまり浮かんでこないけど、Tipstourでも紹介しているTipsの一部を動画化してみるなど、ちょっとした展開を考えてたりもします。

これがうまくいくかどうかはわからないけど、まだまだ歴史の浅いカテゴリだし、実験してみるに越したことはないでしょうねー。

 

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