はいこんにちわ。 来年ワーホリでニュージーランドに行くために8月末で仕事を辞める予定のやまぶきです。
ここ最近、僕自身はかなり海外に目を向けています。
以前から海外旅行などで個人旅行(バックパッキング)したり、滞在することを視野に入れて行動してみたりしています。 具体的に、海外を旅しながら生計を立てるにはどうするべきか? というのを考えはじめています。
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ここ数ヶ月は本業が忙しいので実行動に出れていないのだけど、また落ち着けば海外へバックパッキング・ノマドしに行きたいと思っているところです。 次は東南アジアをPC片手に回りたいな。
何故僕がこうして海外に魅力を感じているのか。 逆に言ってしまうと、この国自体に魅力を全く感じなくなってきたからというのが正しいかもしれない。
いろんな書籍や読み物で海外、特に東南アジアへ渡った人々の話を読んでいると、日本人であることのアドバンテージ、メリットは思った以上に多いということがわかります。 理由は様々ですが日本人はどうやら、日本人が思っている以上に世界で好かれているようです。
しかし世界での評判とこの国自身を比べれば比べるほど、この国が日本人を冷遇しているという感が強くなっています。 日本人であることのメリットは、日本には無いということ。
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日本人であることのメリット
一般的に、日本人であることの海外のメリットはこのようなものが挙げられます。 これ以外にもメリットはあると思うけど、とりあえず僕が感じる3つを挙げています。
- 親日の国が多い
- 日本製の商品への信頼感
- ビサの取得が容易
親日の国が多い
すぐ近くに半日の中国・韓国があるので実感しづらいでしょうが、親日国家というのは思っている以上に多いものです。
東南アジア諸国はもちろん、中央アジア、台湾、トルコ、チリなどは親日家が多いとされています。
親日である理由は様々だけど、好意的に捉えてくれる人が多いということは日本人にとっては明確なメリットでしょう。 当然旅行だけでなく、海外移住やビジネスを考える上でもメリットなのです。
日本製の商品への信頼感
親日国家が多いというところにも繋がりますが、日本製の商品に対する信頼度はかなり高いようです。
メイドインジャパンは「高性能」「耐久性が高い」ということで、重宝されています。 日本人が思っている以上に、日本製は世界で未だ憧れの商品であることが多いのです。
そういった国々に日本人が行けば、好意的に受け入れてくれることは間違いないといえるでしょう。 また、日本人であることを活かして、これらの日本の商品を海外に売り込むということも、今ならまだまだ可能です。 (個人単位のスモールビジネスでも良いと思う。)
ビサの取得が容易
下記ページによれば、日本人がビサなしで訪問できる国は世界に170カ国あり、パスポートの自由度は世界で第11位らしいのです。 アジアでは1位です。
世界トップクラス!信頼度がものスゴく高い日本のパスポート | アセナビ | “ASEANで働く”を近くする
パスポートの信頼度が高いということは日本国内に居るだけだとあまりメリットが感じられないけど、世界を旅しているとかなりのアドバンテージがあります。
こういうメリットは、なかなか海外に出ないとわからないものです。 日本だけで生きようとしている人にとっては、全く触れることなく人生を終えることもあるでしょうね。
逆に、日本では冷遇される日本人
さて、日本人は世界でこれだけ評価されているにもかかわらず、日本自体は日本人をものすごく冷遇しています。 日本に住むということは、これだけのデメリットがある。
- 長時間労働、サービス残業を強いる企業
- 年々上昇する税金
- 破綻するまで動き続けるしかない年金制度
- 天候や震災の発生頻度
- 国土を接する近隣国家との摩擦
- 人口の集中による通勤ラッシュ
- 街中に溢れるギャンブルによる依存
- 高齢化社会と若者への負担増
…などと、まあ悪口を言うのに事欠かないくらい、日本は日本人を冷遇している。
上記の諸処の問題がこれから解決することはないと僕は思っています。 これまでずっと解決してこなかったこれらの問題が、今のパワーを失いつつある日本国内の努力だけで解決することはとても思えない。
言うなれば何をしても改善されないという倦怠感。 この倦怠感は、日本人であることのメリットを知らないから起きるんじゃないかと思います。 日本人であることのメリットを活かすことを考えられたら、もうちょっと希望が持てるんじゃないだろうか。
最近読んだ書籍
数少ない日本人であることのメリットを活かすために、ぼくは海外にどんどん目を向けている最中というわけです。
ここ最近は特に東南アジアに熱い視線を送っています。 このふたつの書籍を読みました。
タイトルがすごいビジネスライクで、半分ぐらいはもちろん東南アジアでのビジネスについての話なのだけど、僕がここで触れたいのはそこではなく「日本国内の閉塞感」について多く語られているところをお話しておきたい。
どちらの筆者も日本国内だけで生きていくことに対する閉塞感や不安感があって、東南アジアでのビジネスや生活にシフトしていったのだという。 人口が減少傾向にあるこの国では、ビジネスチャンスも少なくなっていると考えているようです。
実際のところ年々少なくなる人口というパイを奪い合うことになるわけなので、競争は過酷になるのは当然。 なおさら、一般の社会人の負担も増すだろうという考えは自然なものだと思います。
「アジア副業マニュアル」の方では、日本人であることのメリットを活かしつつ東南アジアで個人レベルのビジネスから始めるべきだ、としています。 結構具体的にどういったことから始めたらいいのかまでも書いてあるので、この国に閉塞感を感じる方には強烈にオススメしておきたい書籍ですよ。
まとめ
要するに、日本人が日本の中だけで過ごすことで得をすることって、ほとんど無いのではないか。 ということです。
日本は観光目的で訪れるには良い国だと思うけど、住み着いて生きていくには苦労が多すぎます。 既に東京に20年近く住んでいるけども、もうこの都市、この国に面白みを感じていないですね。 東京、飽きました。
このまま日本で冷遇される日本人としてメリットなく生きていくか、否か。
まあ個人の自由といえば個人の自由なんですが、僕は海外を視野に入れた途端、ワクワクしてきました。 もっと海外の親日国家の人たちと知り合いたい。 まずは時間的自由を手に入れて、もっと世界を触れようと思います。
行動を起こすのは、まだ日本が大国でいる、今しかないんじゃないかな。 多分本格的に日本が没落する頃には、国外に出るチャンスはもう残ってないだろうな。
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