【NZ】ニュージーランド・ノマドツアー その6 Great Walks「ヒーフィートラック」を歩く


はいこんにちわ! ニュージーランドノマドツアーレポート、パート6です。

今回は、5日間かけてニュージーランドのロングトレイルであるGreat Walks、ヒーフィートラックと歩いてたお話。

Great Walksの中ではわりかしマイナーというか、無名な感が強いヒーフィートラックなのだけど、ニュージーランド南島の北部、カフランギ国立公園の多様すぎる自然を満喫できる、素晴らしいトラックでしたよ。

前回のレポートはこちら!

パート1はこちらからどうぞ!

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1/12(木) Day1 いきなり山小屋でゆったり

ヒーフィートラックへは、ネルソン近辺からバスをチャーターして移動します。

ヒーフィートラックはスタートとゴール地点がとても離れた別々の異なる場所になるため、スタート地点への交通手段とゴール地点からの交通手段の両方のチャーターが必要なのですね。

ちなみに、ネルソンからコハイハイ、その近くのカラメアという街までは車で5時間以上かかるらしいです。 すっごい遠いんですね、これが…。

 

今回ぼくは、車をゴール地点のコハイハイまでカーリロケーション、車を移動してくれるサービスを依頼することにしました。

これならわざわざ、カラメアからネルソンまで戻って自分の車を回収しなくても、ヒーフィートラックのゴール地点から自分の車で旅を再開することができます。

カーリロケーションはこちらのサービスに依頼しました

モトゥエカからヒーフィートラックのスタート地点、ブラウンハットまでのバスチャーターとカーリロケーション含めて、320ドル(2.5万円)でした。 ちょっと高かったね…。

ブラウンハット

さて当日はというと、あいにくの雨。 バスに乗ってブラウンハットへ近づけば近づくほど、雨脚が強くなってきます。 雨が多い地域だとは思っていたけれど、まさか連日雨じゃなかろうな…?!

 

モトゥエカからバスに揺られて2時間半、辿り着いたこちらがヒーフィートラックの入り口。 バスから降りるなり雨が凄まじくて、記念撮影している余裕、一切なし!

 

この入口から徒歩5分で、今日宿泊予定のブラウンハットに。

同じバスの乗客はみんなゾロゾロとこのハットに足早に避難してくるのだけど、実はみんな、これから歩いて次のハットに向かう人達でした。 どうやらこの日のうちに、次のペリーサドルハットまで行くのが普通の行程らしい。 アチャーw

よく考えたらこのハットに到着したのが朝の11時なわけで、ここで一泊するよりもその日のうちに次の宿に向かう人が大多数なのも、考えてみれば当たり前だ! ぼくは到着時刻とか考えずに、このハットで一泊する予約を入れてしまっていたのだった!

しかもブラウンハット、宿泊者が少ないからか、前情報と異なってガスコンロも設置されてない簡易的な小屋だったというw

 

…とはいえ、日中ずっと雨が強かったのはこの午前中ぐらいで、その後と翌日からはぼちぼち晴れが続いてくれたので、このハットに一泊したのは結果オーライ、ラッキーだったと思うことにしようかな。

このハットで時間を持て余していたところ、夕方頃に到着したアメリカ人の親子2人組と出会った。

この親子とは翌日以降も同じコース、同じハットに宿泊することになり、ライターを貸してくれたりエムアンドエムズのチョコをくれたりと、色々親切にしてくれました。 やはりハイカーは、優しい人が多い。

 

こちらはヒーフィートラックの名前の由来になった、チャールズ・ヒーフィーおじさん。 だそうです。 ハットに置いてあったヒーフィートラックについての書籍にて。

ニュージーランドのGreat Walksは、けっこう歴史の深いトレイルが多いです。

1/13(金) Day2 長い上り道をひたすら往く

さて、実際にはこの日からが本番。 17.5km、5時間の上り道です。

 

この日はほぼずっと上り道、こんな感じの森の坂道をひたすら登っていきます。 上り道といっても、時々ゴツゴツとした道がある程度で、基本は整備されているので山道というよりは散歩道の延長、という感じ。

この日は結構な登りが続くので息切れしないか警戒していたのだけど、急勾配らしい急勾配はほとんどなく、あくまで散歩道の緩やかな登りがどこまでも続いていく…というつくりだった。

もちろんどこまでも続くので、なんだかんだで長丁場。 息切れよりも足に蓄積された疲労を気にしながら歩くことになるかも。

 

トレイルにはこんな感じで湧き水が沢山流れてるので、水の補給は意外とカンタン。 一応煮沸を推奨ですが、そのままでも問題なく飲めるのがNZの水です。

標高915メートル

こちらはフラナガンス・コーナー(Flanagans Corner)という、ヒーフィートラックで最も高い915メートル地点の展望スペース。

ブラウンハットは標高250メートル地点に位置しているので、650メートルぐらい登ってきたことになるのかな。 足の疲労はそれほどじゃないけども、5時間ほぼフルに上り道はけっこうこたえますな。 

ちなみに、このあたりには世界最大級の肉食カタツムリが生息するらしいです。 カタツムリ出没!の看板がトレイルに掲げられてたりします。

残念ながらこの旅では見つけることはできなかったけども、この後のハットに抜け殻の貝殻だけ、飾りとして置いてありました。 どうやら夜行性らしいです。

ペリーサドルハット

ペリーサドルハットに到着! この日の所要時間だいたい6時間ぐらい、という感じ。

休憩しながら、写真や動画を撮りながらの行程で、5時間のコースを6時間というところなので、まあまあかな! …まあ、かなり疲れたけど!

こちらのハットは多くの人が宿泊すると言うだけあって、とても綺麗に整備されていた。 コンロもしっかり沢山設置されている。 けど、ここのコンロに点火の機能がないので自前のマッチかライターを使わないといけないみたい。

出発が7時ぐらい、到着したのが13時ぐらいだったけど、この日は早々に眠ってしまった。 まあ、体力をセーブするという意味でもさっさと寝てしまって正解だったかもね。

1/14(土) Day3 高原地帯

3日目は、カフランギ国立公園の高原地帯を歩きます。 24.2km、6時間半の長丁場。

足の疲労を懸念していたけど、思っていたよりもぜんぜん大丈夫だった。 休息が効いたのか、それとも日頃の運動の成果から疲れが翌日に持ち越されることは、特になかった。 よしよし。

 

ペリーサドルハットを7時半頃出発して少し歩くと、開けた草原・高原に出た。 乾燥した高原地帯のように見えて、水がところどころ流れて小さな川になってたりする。

この辺の景色はとても開けていてきれいで、開けた景観として、この日がヒーフィートラックのハイライトの気がする。 晴れててよかった!

飛べない鳥、発見!

ひたすら歩く道の途中でウィカ(Weka)という、ニュージーランド固有の飛べない鳥を発見!

この後、ちょこちょこ見つけることになるのだけど、全然人を恐れず近寄ってくる。 無警戒すぎて、野生生物としてそもそも大丈夫なの、この子達? …と、こっちが心配になるくらいw

 

途中のハットでチキンラーメンを食べながら休憩。 自然の中で食べるインスタントラーメンはなぜこんなにも美味しいのだろう?!

 

黄金の高原地帯だと思っていたら、ひとたび森に入ると屋久島のような苔のむす森に様変わり。

翌日のコースも屋久島のような雰囲気のコースで、なんだかもっと巨大になった屋久島の中に、だだっ広い草原地帯があるかのような、そんな不思議な感じを受けるコースだった。

そんな道の中で面白かったのが、誰かが手を加えたとしか思えないようなキウィ像。 (ウィカかも?)

他にもよく苔の壁を見てみると、こんな感じで自然なのか人為的なのか、顔みたいになっていたなかなか面白かったりする。 みんな、意外と余裕あるな!w

ジェームズマッカイハット!

休憩含めて6時間半かけて、今日の宿であるジェームズマッカイハットに到着!

このハットも設備が整ったメインのハットのようで、こちらのコンロは自前の点火装置も付いていた。 なんだか、ハットによっていちいち設備が異なるなあ…。

 

この日は夕方ぐらいから多少雲行きが怪しくなってきた。 ハット内に掲示されている予報も、どうやら雨模様みたい。 深夜にはザーザーと雨音も聞こえてきたし、ちょっと明日が不安だなあ…。

1/15(日) Day4 苔むす森林からジャングルへ

心配していた雨は、明け方にはそれほどの勢いはなくなっていて、ハットでは時々青空が垣間見える程度、しとしとと降ってはいるが本降りというほどではない感じ。 よかった!

とはいえ、しとしと雨でも濡れることは濡れてしまうので、ザックカバーとレインウエア(上)を装備して歩き出すことに。

この日のコースは20.5km、6時間の歩きになる予定。

トレイルには、ところどころに川ができていた。 今までの道でも川渡りはもちろんあったけども、この日は靴がどうしても浸水してしまうくらいに水量が増しているみたい。 まあ、仕方ないね。

 

それでも、その雰囲気がいい具合に神秘的さを際立たせていて、かえって歩いていて気持ちいい!

屋久島好きなら、しっくりくること間違いない。 苔むす森を堪能できるし、危険生物も存在しない環境は、まさに屋久島にそっくり。 オススメです。

 

山を順調に下り、コース途中のルイスハットを経由。 大きな川を超えると、天候も一気に晴れて森の雰囲気も急激に変わってきた。

今までが屋久島なら、こっちは熱帯雨林。 前日の高原地帯の中にいきなり苔むす森が存在しているのもそうだけど、この辺りは環境が一気に変化して、長丁場なのに飽きが来ないのがすごい。

 

リムの木という、巨木が目をひく。 縄文杉ほどではないと思うけど、樹齢数百年は経っているみたい。 そんな巨木が、トレイルのすぐ隣にズデーン!とそびえているのも面白い。

そしてまた面白いのが、熱帯雨林なのに暑くない、ということ! 見た目はジャングルなのに、風や空気はひんやりしているし湿気もなくて、とても歩きやすい。 矛盾してるようだけど、そんな特殊な環境がここには存在していました。

ジャングルトレッキングするには、ものすごく快適な環境だと思う。 ふつう、ジャングルトレッキングは高温多湿でうんざりするほど大変ですからね…。

ふと、沖縄・西表島のトレッキングを思い出したぼく。

ヒーフィハットへ。

なんだかんだで8時間かかって、15時半頃にヒーフィーハットに到着。

西海岸のビーチに面したハットで、風景は開けて気持ちがいいのだけどサンドフライが多すぎる。 あまり外に長居したくはない感じで、残念。

昔はこのあたりにマオリの人々が暮らしていたらしいのだけど、このサンドフライとも一緒に過ごしていたのだろうか。 サンドフライ耐性がつきそうだ。

1/16(月) Day5 西海岸のビーチエリア

 
最終日。 この日は西海岸沿いを16.2km、5時間かけて歩きます。

東海岸は天候が安定した場所が多かったのですが、西海岸は天候が荒々しく、ダイナミックな場所が多いようです。 この日は天気は安定していたけども、風と叩きつける波は、東海岸とくらべて強くなっているような感触がありました。

最終日ということもあって、流石に疲れと足の痛みも蓄積されているかと思いきや、意外と平気。 食べ物が減って荷物が軽くなったからか、それとも体力が付いてきて歩くのに慣れてきたからだろうか?

(などと余裕をこいていると、その日の終盤でヘトヘトになるのがいつものパターンです。)

 

サンドフライに追い掛け回されながらも、7時16分出発、12時12分にゴールとなるコハイハイに到着! いやー、お疲れ様でした!

 

カーリロケーションを頼んでおいたぼくの車も、ちゃんと駐車場に泊まっておりました。 泥だらけだったけど! ガスほとんど残ってなかったけど!

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ここまで歩いてきて改めて思ったのが、このヒーフィートラックにはとても多様な環境が同居していて、4日間歩いていても飽きがこない、ということ!

ニュージーランドと聞いて想像する世界とはまた違う、古代のニュージーランドそのものの中を歩けるという魅力が、ヒーフィーにはあるように思いました。

ヒーフィートラック、もっと有名になってもいいのに! ニュージーランドの渋いトレイルを思う存分歩きたい方には、オススメです。

 

さてさて、次回以降は西海岸を下って、NZを更に南下していきますよ。 お楽しみに! それでは!

 

 

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