【読みました】インフレ環境下では預金はむしろ資産を減らす事になるのだとか。「預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている」


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最近はこうしたお金に関する本も読んでます。 最近、お金に関する関心が高まった、というよりは今までお金に関する関心が低すぎたというのがホントのところのような気もしますが。

ということで、新書で割と売れているらしいので、こんな本を手にとって見ました。 「預金バカ」という、目を引く感じのちょっと挑発的なタイトルだけど、内容はなかなか読みやすくて、堅実的で面白かったですよ。

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預金バカ


Amazon.co.jp: 預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている (講談社+α新書): 中野 晴啓: 本

内容

本の名前は結構挑発的な感じがするけども、内容としては「経済の多少の変動にはビクともしない、大きな波が起きない、長期投資をしていくべし」というような、かなり堅実的な内容だった。 FXや株のようなキャピタルゲイン型の投資については、ほとんど言及ありません。

内容は大きく分けると「1.預金をしているだけだとこういう風に損をする」「2.筆者が投資信託の会社を作った経緯」「3.長期投資こそベスト」「4.NISAのホントのところについて」という4点。

2章の「2.筆者が投資信託の会社を作った経緯」が結構長い。 「長期投資のための投資信託会社を建てる」という著者の信念を貫こうとしての苦労と挫折の日々を描く…というような内容で、なんとなくプロジェクトX風味で面白かったけど、そうだとしてもちょっと自分語りのパートが長過ぎたような気もする。

とはいえ、そういった投資の会社に長いこと身を置く筆者による情報なので、その他パートは結構参考になる感じ。 経済の回り方、銀行の本来の存在理由や、新しく登場したNISAのメリット・デメリットなんかをそんなに難しくないレベルで解説してくれてます。

参考になった部分

経済的な知識はまるでない状態の僕なので、アベノミクスが自分の資産にどう関わってくるのか、デフレだと何がどうなって、インフレだと何がどうなる、というような基本的なところから説明が入るのは結構ありがたい部分。

たとえば、インフレになると、単純な円預金の価値は下がる。 インフレ環境下では、自分で投資などの行動を起こさないと資産は減っていく、というような解説がなされてる。 一応普通口座の預金にも金利というものは存在しているけども、インフレによる価値の下落は簡単にその金利を上回ってしまうらしい。 つまり、預金をしていると損をするということになるんだとか。

(ちなみに、デフレ環境下だと単純預金をしていても損にはならないらしい。)

地球全体に投資する

長期投資という観点で、どこか特定の国や会社に投資をするのではなく「地球全体に投資する」のがもっともリスクなくじわじわと資産を増やしていける方法だ、というのが描かれてる。

地球経済のGDPは常に4%での成長を続けているので、各国に広く浅く分散投資した投資信託であれば多少の経済の変動があったとしても最終的には4%ずつ資産が増やしていける…ということらしい。 確かに世界人口は増えていく一方だし、発展途上国がこれから更に豊かになるのは明らかなので、その発想はシンプルだけどなかなか面白いかも。

ちょっと面白かった点

筆者の普通預金には10万円くらいの額しか入ってないらしい。 それで十分なのだそうな。 まとまった額が必要になったら、分散投資している投資信託の一部を解約して使っているらしい。

僕は今まで、なんだかんだで100万以上の貯金は持っていて、そこからちょこちょこと使ったり増えたりを繰り返していたんだけど、直近で必要になるのはだいたい10万か20万もあれば十分だったりするんだよね。 そうして眠っている90万やら80万は、長期投資として寝かせておいた方が経済も回るし資産も増えるから得だよ、ということが描いてあります。

筆者のいう「波は小さくても、長く堅実に資産を増やしていく道を選ぶべき」というところは、Tipstourの「極端なアクセス増減はなくても、検索からの流入で少しずつアクセスを増やしていく」というブログ哲学とも通じるところがあると思った。

収入ってやつは波が大きくないほうが、気楽に楽しく生きられるんですよね。

まとめ

  • 本の名前とは裏腹に、堅実な内容
  • 筆者の自分語りパートがちょっと長い
  • インフレ環境下では、行動を起こさないと資産は減っていく
  • 長期投資で堅実に資産を増やすことを頭に入れる
  • まずは行動を起こすべき

内容的には、若い人に読んでもらった方が良さそうなものだと思った。 今後の年金の問題や、雇用形態にも軽く触れていて、「今後の社会への漠然とした不安」というものにどう行動していくか…というのを考えるきっかけになります。

若いうちから投資とか考えるのって意外と面白いんですよ。 この本を読む前から、投資信託などは色々と触ってたりしたんだけど、今後はこの本を参考にローリスクローリターンの長期投資をもうちょっと重視していこうかな、なんて考えてたりします。

 

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